札幌AI道場とは
札幌AI道場は、実課題に基づく課題解決型AI人材育成(PBL)とAI開発の実証(PoC)を同時に行うプログラムです。
本プログラムの特徴は、次のとおりです。
- 従来の座学中心の授業とは異なり、道内企業が抱える実課題を題材としたプロジェクト形式で学習します
- 参加者・ITにおいては、実課題に基づくケーススタディを通じて、座学では得られない実践的な開発の経験が得られます
- 課題提供企業においては、自社に適したAI導入の把握、AIモデルの試験的な構築ができ、PBLを通じて成果の高いものは、継続して事業化を支援します
参加者の公募概要
対象 | AI人材育成を行いたいIT企業、個人(市外企業、フリーランスや学生も可。ただし選考あり。) |
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参加定員 | 20名程度 |
選考基準 |
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演習方法 |
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参加報酬 | プログラム参加費は無料。実際のプロジェクト遂行を行う対価として、参加報酬を支払います(報酬額は運営事務局までお問合せください)。 |
応募方法 | 参加を希望される方は、メールにより、①氏名、②所属(企業、大学 等)、③連絡先(メールアドレス、電話番号)、④志望動機、⑤これまでの業務経験についての情報を提供してください(申込期限:8月10日)。 後日、運営事務局から選考に関する連絡をいたします。 応募宛先:札幌AIラボ事務局 staffs@s-ail.org |
課題提供企業の公募概要
対象 | AIによりビジネス課題を解決したい中小企業(市外企業も可。ただし選考あり。) |
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選考数 | 3社 |
選考基準 |
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費用 | 本事業範囲におけるPoCに対して対価は請求しない |
応募方法 | 課題提供を希望される方は、メールにより、①企業名、②担当者名、③連絡先(メールアドレス、電話番号)、④課題の内容の情報を提供してください(申込期限:8月10日)。 後日、運営事務局から選考に関する連絡をいたします。 応募宛先:札幌AIラボ事務局 staffs@s-ail.org |
実施スケジュール
7~8月 参加者、課題提供企業の公募
9月~翌2月 演習実施
成果発表会 2月
プログラム運営体制
- 実施主体:札幌AIラボ
(ラボ長:川村 秀憲 北海道大学大学院情報科学研究院 教授
事務局:札幌市・一般財団法人さっぽろ産業振興財団) - 運営事務局:株式会社調和技研(代表取締役社長 中村 拓哉)
- 協力:北海道大学 大学院 情報科学研究院 調和系工学研究室
- 後援:一般社団法人日本ディープラーニング協会(予定)
成果発表
2023年2月7日(火)17:00~20:00、札幌市中心部にあるIKEUCHI LAB(中央区南1西2)を会場として、成果発表会を開催しました。
会場には、門下生や課題提供企業、師範など関係者のほか、道場に関心を持つ一般の方など100名を超える多数の方々が集まり、各チームの代表者によって、それぞれが取り組んできたプロジェクトの発表が行われました。
メンター紹介
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工藤 健吾
株式会社調和技研 経営戦略室研究開発テーマやこれまでの実績
高校や専門学校にてAIに関する講演を多数実施。
【主な講演テーマ】
– AI基礎: Pythonの基礎から機械学習を用いた開発まで
– AI応用:深層学習(ニューラルネットワーク)の基礎から応用まで
– データサイエンス:
数学(確率/統計・微積分・線形代数)の基礎からデータマイニング技法などAI開発に必要なもの中心【直近の講演内容】
– ChatGPTを活用したノウハウ学習チャットボットの開発
– 画像生成AI Stable Diffusionを用いた画像生成の方法
– 新卒の就職活動に活用できるAIサービスとは -
石岡 卓也
株式会社調和技研 研究開発部
AI言語グループ研究開発テーマやこれまでの実績
【得意技術】複雑ネットワーク、自然言語処理など。
【経験】札幌AI道場の技術側担当など。
【その他】
・むげんミクうたと深層学習[講演]
・db tech showcase Sapporo 2018 など
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庄内 道博
エコモット株式会社 開発本部
データアナリティクス部 部長研究開発テーマやこれまでの実績
【得意技術】 戦略立案系支援からAI開発・運用系現業までの幅広く対応可能。
経営支援・各種業務分野におけるIoT・AI活用全般。
信号処理・画像処理・言語処理関連のAI開発全般。
【経験】アスパラガス収穫ロボット、牛肉格付けシステム、土壌環境シミュレーションなど研究開発事業を経て2017年よりAI研究開発事業へ。
単一画像超解像・点群超解像を用いた海洋水深図の詳細化
(2017-2022)
下水道マンホールポンプ故障の予兆検知(2019-2022)
みちびきを用いた波高推定(2018-2022)
倉庫火災検知AI(2022)
中古車仕入れ業務支援AI(2023)
札幌AI道場メンター(2022-)
【その他】
水産業の明日を拓くスマート水産業研究会
(連携基盤WT有識者、水産庁、2019)
調和技研出向社員(2022 – 2023)
所属学会(人工知能学会、日本地球惑星科学連合)
特許(融雪システム最適化、予兆検知など)