札幌AI道場とは
札幌AI道場は、実課題に基づく課題解決型AI人材育成(PBL)とAI開発の実証(PoC)を同時に行うプログラムです。
本プログラムの特徴は、次のとおりです。
- 従来の座学中心の授業とは異なり、道内企業が抱える実課題を題材としたプロジェクト形式で学習します
- 参加者・IT企業においては、実課題に基づくケーススタディを通じて、座学では得られない実践的な開発の経験が得られます
- 課題提供企業においては、自社に適したAI導入の把握、AIモデルの試験的な構築ができ、PBLを通じて成果の高いものは、継続して事業化を支援します
参加者の公募概要
① 対象・定員
コース | 対象 | 募集定員 |
エンジニアコース (社会人) ※フライヤー(PDF)はこちら |
AI人材育成を行いたいIT企業の社員、IT企業に従事する現役システムエンジニア、プログラマー等 | 30名程度 |
ユースコース (学生) ※フライヤー(PDF)はこちら |
北海道内の大学、高等専門学校、専門学校等の学生等 | 10名程度 |
グローバルコース (高度IT外国人材) |
道内企業等に勤務又は道内企業への就職を目指す高度IT外国人材等 | 10名程度 |
② 選考基準
各コースによって、求める選考基準は異なりますが、以下の点などを基準に選考します。
- 一定水準のプログラミング能力を有すること
- AIに関心があること、また一定水準の知識を有すること
- 誠意をもってプロジェクト遂行に貢献できること
※上記に加え、チーム内の役割分担を考慮した上で選考を行います。
③ 演習方法
- 対面+オンラインのハイブリッド形式
- 週4時間程度の演習
※ユースコース及びグローバルコースは、6月下旬までに札幌AIラボのウェブサイト及び開設式においてご案内します。
④ 参加費用
プログラム参加費は無料。実際のプロジェクト遂行で発生する開発費用・交通費(実費)などは別途用意(要事前相談)
⑤ 応募方法
エンジニアコース(社会人)応募フォーム(応募締切:7月10日(月))
札幌AI道場・第二期「エンジニアコース」の応募受付は終了いたしました。
応募にあたっては、問7「個人情報取扱について」をご確認いただき、ご承諾のうえご応募をお願いいたします。
ご承諾無しでの応募はできませんのでご了承ください。
※未成年の場合は、問8にもお答えください。
応募者多数の場合は一次選考を行いますのでご了承ください。
(一次選考後、履歴書・職務経歴書等をご提出いただく予定です)
入力内容に不備があった場合は、受付完了とはなりませんのでご注意ください。
ユースコース(学生)応募フォーム(応募締切:7月18日(火))
札幌AI道場・第二期「ユースコース」の応募受付は終了いたしました。
応募にあたっては、問7「個人情報取扱について」をご確認いただき、ご承諾のうえご応募をお願いいたします。
ご承諾無しでの応募はできませんのでご了承ください※未成年の場合は、問8にもお答えください
応募者多数の場合は一次選考を行いますのでご了承ください。
(一次選考後、履歴書・自己PR等をご提出いただく予定です)
入力内容に不備があった場合は、受付完了とはなりませんのでご注意ください。
グローバルコース(高度IT外国人材)応募フォーム(応募締切:10月31日(火))
2023 Sapporo AI Dojo Global Course(Highly Skilled Foreign IT Engineers)Entry Form
Flyer→ENGLISH
JAPANESE
This is the application form for Sapporo AI Dojo Global Course operated by CHOWA GIKEN Corporation.
In order to apply for the course, you must answer all these questions below and confirm your consent on handling of personal information in question No. 7. and submit your application. Please note that applications without consent shall not be accepted. ※ In case you are under 18 years old, please also answer question No. 8.Please be notified that if we have too many applicants, a preliminary selection will be conducted. (After the preliminary selection, you will be asked to submit a resume and CV, etc.)
Please note that incomplete information in your application may result in the application not being accepted.
■Apply here
https://forms.gle/m3gLjTuAuxPX7op19
■Target applicants
Highly skilled foreign IT engineers employed by companies in Sapporo or aiming to work for companies in Sapporo.
You can participate from anywhere in Japan! (residents of Japan only)
■schedule
-Application Period ~10/31
-Selection 11/1
■Details of Course
※The following content of the program is tentative and subject to change.
The detailed schedule will be provided.
Expecting 90-minute sessions per day x 5 classes starting from November to December 2023.
Classroom: Hybrid (Face-to-Face + Online)
[Contents]
*Programming exercises are not done during class time, but as homework.
- Objectives of this course and basic leaning about Python
– Explain what can be achieved in this course
– Understand AI (neural networks)
– Obtain an ability to use AI in business
– Develop skills to implement anomaly detection AI
– Learn about basics of Python
= Practice of Programming =
– Basics of Python
– Numpy
– matplotlib
- About AI
– Neural Networks
– CNN
– Image Processing
– Semantic Segmentation
= Practice of Programming =
– OpenCV
- Anomaly Detection
– Difference between image classification and object detection
– Difference between object detection and anomaly detection
– Typical Methods
- Image Classification
- Object detection
– Abnormality detection
= Practice of Programming =
– scikit-learn
– Auto Encoder
- Implementation of AI to Gyoza (dumpling) using Yolo
– Annotation
– VoTT
– Labellmg
– Explain Yolo (usefulness of Yolo using semantic segmentation)
– Implementation of AI to Gyoza using Yolo
= Practice of Programming =
– Implementation of Yolo
– Anomaly detection
– Programming for connection to IoT equipment
- Summary of important points regarding AI tasks
– Creation of datasets required for operations
– List of annotation tools (free)
– List of annotation tools (charged)
– Licensing
– Terminologies related to licensing
– Summary of Licensing
– Summary
【Contact Information】
Sapporo AI Dojo Secretariat (CHOWA GIKEN Corporation)
TEL: 011-717-7017
E-mail: ai_dojo@chowagiken.co.jp
課題提供企業の公募概要
① 対象
AIによりビジネス課題を解決したい企業
(札幌市外の企業も可。ただし選考あり。)
② 選考数
5社程度
③ 選考基準
- AI導入により真に企業の成長が期待できること
- 円滑な演習実施のため、ヒアリングに協力できること
- 一連の活動についての公表を了承いただけること
- 本事業内で活用するデータを提供いただけること
④ 費用
本事業範囲におけるPoCに対して対価は請求しない
⑤ 応募方法
課題提供企業 応募フォーム(応募締切:7月10日(月))
札幌AI道場・第二期「課題提供企業」の応募受付は終了いたしました。
ご応募いただいた内容を元に選考をさせて頂きます。
応募にあたっては、問6~8をご確認いただきご承諾のうえご応募をお願いいたします。
※ご承諾無しでは応募できませんのでご了承ください。
入力内容に不備があった場合は、受付完了とはなりませんのでご注意ください。
【お問合せ先】
札幌AI道場 運営事務局 (株式会社調和技研)
TEL:011-717-7017 E-mail:ai_dojo@chowagiken.co.jp
実施スケジュール(予定)
6~7月 参加者、課題提供企業の公募
8月~翌2月 演習実施(各コースによって期間・日数は異なります)
成果発表会 2月
プログラム運営体制
実施主体
札幌AIラボ
ラボ長:川村 秀憲 北海道大学大学院情報科学研究院 教授
事務局:札幌市・一般財団法人さっぽろ産業振興財団
運営事務局
株式会社調和技研(代表取締役社長 中村 拓哉)
協力
北海道大学大学院 情報科学研究院 調和系工学研究室
独立行政法人国立高等専門学校機構旭川工業高等専門学校
独立行政法人国立高等専門学校機構苫小牧工業高等専門学校
成果発表
2024年2月26日(月)13:00~20:45、札幌市中心部にあるSCARTSクリエイティブスタジオ(中央区北1西1)を会場として、「一般社団法人日本ディープラーニング協会 」(JDLA)と共催で、成果発表会を開催しました。
会場には、門下生や課題提供企業、師範など関係者のほか、道場に関心を持つ一般の方など200名を超える多数の方々が集まり、各チームの代表者によって、それぞれが取り組んできたプロジェクトの発表が行われました。
メンター紹介
-
堀米 俊弘
合同会社Gomes Comapny研究開発テーマやこれまでの実績
1979年4月9日 北海道釧路市生まれ。
2006年3月北海道大学工学研究科量子物理工学専攻修士課程修了(数理物理工学研究室)。
銀行、Sier、大手ゲーム会社などを経験し、2014年4月にUターン。データアナリストとしてAI活用に関する研究開発、DeepLearningを活用したシステム設計開発およびデータマイニングを担当。
2021年6月『合同会社Gomes Company』を設立。
趣味は剣道、寺社仏閣巡り、クラフトビールなど。
関連サイト
https://www.gomes-company.co.jp/ -
石岡 卓也
株式会社調和技研 研究開発部
AI言語グループ研究開発テーマやこれまでの実績
【得意技術】複雑ネットワーク、自然言語処理など。
【経験】札幌AI道場の技術側担当など。
【その他】
・むげんミクうたと深層学習[講演]
・db tech showcase Sapporo 2018 など
-
庄内 道博
エコモット株式会社 開発本部
データアナリティクス部 部長研究開発テーマやこれまでの実績
【得意技術】 戦略立案系支援からAI開発・運用系現業までの幅広く対応可能。
経営支援・各種業務分野におけるIoT・AI活用全般。
信号処理・画像処理・言語処理関連のAI開発全般。
【経験】アスパラガス収穫ロボット、牛肉格付けシステム、土壌環境シミュレーションなど研究開発事業を経て2017年よりAI研究開発事業へ。
単一画像超解像・点群超解像を用いた海洋水深図の詳細化
(2017-2022)
下水道マンホールポンプ故障の予兆検知(2019-2022)
みちびきを用いた波高推定(2018-2022)
倉庫火災検知AI(2022)
中古車仕入れ業務支援AI(2023)
札幌AI道場メンター(2022-)
【その他】
水産業の明日を拓くスマート水産業研究会
(連携基盤WT有識者、水産庁、2019)
調和技研出向社員(2022 – 2023)
所属学会(人工知能学会、日本地球惑星科学連合)
特許(融雪システム最適化、予兆検知など) -
入澤 直矢
エコモット株式会社 開発本部 データアナリティクス部研究開発テーマやこれまでの実績
【得意技術】深層学習、機械学習、画像認識、データ分析。
【経験】
北海道大学大学院理学院修了。
2022年から2023年まで調和技研に出向し、言語系、数値系といった幅広い分野のAI開発に携わる。
現在、画像系AIの開発に従事しつつ、海洋データにおけるデータサイエンス利活用に関するテーマで、博士課程(データサイエンス専攻)在学中。
【その他(著作、論文、講演)】
E資格取得(2022年2月)
調和技研出向社員(2022~2023)
海底地形データの高品質化をテーマとした論文が科学雑誌に掲載(2024年1月) -
竹田 裕紀
株式会社調和技研 研究開発部AI画像グループ研究開発テーマやこれまでの実績
・2006年3月 京都大学大学院理学研究科修士課程修了。
・卒業後、複数の製造業メーカーにて、材料、設計、計測などの研究開発に 15年ほど従事し、2021年8月より調和技研に参加。
・調和技研では、製造業で得たドメイン知識を軸に、異常検知など画像系AIの案件に従事。
・書籍「機械学習・ディープラーニングによる“異常検知”技術と活用事例集」(2022年12月発刊)、自動車技術会会誌「自動車技術」2023年7月号などへ記事を寄稿し、執筆活動も行っている。